メカニックデザイン企画『M-MSV』で設定、および大河原邦男によってデザインされ(初出は『SD CLUB』第14号)、ゲーム『機動戦士ガンダム戦記』でカトキハジメによってリファインされた。フルアーマーガンダム、ヘビーガンダムに続く型式番号であることから「フルアーマー3号機」とも呼ばれる。
当初からフルアーマーなどのオプションを想定して設計されたガンダム7号機に増加装甲(ファースト・アーマー)を装着した状態。設計コンセプトはFSWS計画当初から一歩踏み込み、よりベース機とのマッチングに配慮されており、増加装甲パーツにもサブジェネレーターを装備(リファイン後のプラモデルの解説文では「サブジェネレータを内蔵」と表記)、スラスターも多数追加し、フルアーマー状態でもひとつの「完成されたMS」となるよう設計されている。また、MSの質量中心である腰部(臀部)にAMBAC作動肢となるテール・スタビライザーを装備することにより、機体の加速性を飛躍的に改善している。